小倉競馬場
pic_course_3d


小倉大賞典・小倉記念などが開催される小倉競馬場。
簡単に言えば「平坦、小回り」を地でいく、すなわちいかにもローカル場らしい競馬場 。
 2コーナー奥のポケット地点からスタートを切る芝1200mでは、ゲートを飛び出した馬たちは2段階の下り勾配を経てフラットな直線に向くこととなる。スタートからゴールまで、上り勾配を走る局面がないわけで、しかも勝負どころの3~4コーナーには1999年に竣工したコース改造工事により、スピードを落とさずに回れるスパイラルカーブが導入
このようなレイアウトのため、短距離戦の先行争いはどうしても激化しがち。
この結果、直線勝負にかけていた差し馬の追い込みが嵌るケースもあること、また“丘越え”が待っている芝の中長距離戦では、2コーナーでペースが緩みがち。
だ。30mという芝コースの幅員は、ローカル6場の中で中京と並びもっとも広い。
その為、3ブロックに分けて使用するので痛みが遅い。馬場の状態はそれほど気にする事はない。
それでも、連続開催の後半にさしかかる頃には、さしもの芝コースにも傷みが目立ってくる。いわゆる「外差し」が決まりはじめたら、スピード優先の開幕当初とは、馬券作戦も切り替える必要があるだろう。 
pic_course_shiba
pic_course_durt